金閣寺を訪れる方は、金閣が目当てだと思います。
しかし、金閣寺の見所は、金閣だけではありません。
金閣寺の夕佳亭も、見所の1つです。
夕佳亭と書いて、読み方は「せっかてい」です。
夕佳亭の写真は、「金閣寺の夕佳亭」に掲載しています。
金閣寺についての簡単な説明
金閣寺は、京都市北区にある臨済宗相国寺派の寺です。
正式名称は、鹿苑寺といいます。
元は鎌倉時代の公卿である西園寺公経の別荘です。
その別荘を、室町幕府三代将軍の足利義満が譲り受けます。
そして、山荘北山殿を造ったのが始まりです。
金箔の舎利殿「金閣」が有名なので、金閣寺と呼ばれています。
-終-
今回は、そんな金閣寺の夕佳亭を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
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金閣寺の夕佳亭の概要
金閣寺の夕佳亭
金閣寺といえば、金閣が有名です。
ほとんどの方は、金閣を目当てに金閣寺を訪れます。
それでは、金閣以外に見所はないのでしょうか?
そんな事はありません。
夕佳亭も、金閣寺の見所の1つです。
◆夕佳亭について◆
金森宗和好みの数奇屋造りの茶室です。
金閣寺境内の北東に位置する場所にあります。
「夕日に映える金閣が殊に佳い」
この事から、夕佳亭と名付けられました。
母屋の床柱には、南天の古木が用いられています。
「南天の床柱」は、南天の木の自然な形を利用した柱です。
そして、右手には「萩の違い棚」を設置。
その手前に、畳の部屋があります。
鳳棲楼と呼ばれる、部屋です。
ここで、後水尾上皇に献茶されたと伝わっています。
建築当時の夕佳亭は、明治に焼失しました。
現在の夕佳亭は、再建されたものです。
-終-
こちらが、夕佳亭となります。
趣があるこの茶室。
建設当時、金閣より費用がかかったと言ったら信じますか?
私がこの場所を訪れた時、偶々ガイドの方が夕佳亭の説明をなされていました。
その時に、金閣より費用が高かったという説があるような事を、おっしゃっていました。
こちらが、夕佳亭の内部です。
画面中央の左に、南天の床柱があります。
当時こんな立派な南天の木がなく、とても貴重でした。
そのため、とてつもなく高かったそうです。
金閣建設より費用がかかったのかは、実際の所分かりません。
しかし、この南天の木が珍しかったのは、確かなようです。
ちなみに、こちらが金閣寺の代名詞「金閣」。
比較してみると、金閣の方が費用がかかっていそうですね。
再建されたものですが、夕佳亭は金閣寺の見所の1つなのは確かです。
金閣寺に訪れた時は、夕佳亭もぜひじっくり見てみて下さいね。
金閣寺の駐車場
金閣寺には、駐車場が存在します。
有料駐車場です。
最初の1時間は300円。
以降30分毎に150円が追加されます。