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勧修寺の臥竜の老梅2016。見頃や開花情報。

勧修寺は、京都市山科区にあります。
臥竜の老梅がある事で有名なお寺です

「かんじゅうじ」や「かんじゅじ」とも読めますが、正式名称は違います。
勧修寺と書いて、読み方は「かじゅうじ」が正解です。

創建されたのは古く、平安時代中期です。
醍醐天皇が母・藤原胤子(いんし)の供養ために、宮道家邸宅を寺に改めたのが始まりだと伝えられています。
宮道家は、胤子の母親の実家です。

京都市指定名勝の庭園は、平安時代に作庭されたと伝えられる池泉回遊式の庭。
周辺の山々を借景とした自然豊かな庭は、訪れる人の心を癒してくれます。

そんな歴史ある勧修寺に、親・子・孫の梅の木が存在。
冒頭に書いた臥竜の老梅です。

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勧修寺の臥竜の老梅の開花状況

勧修寺の臥竜の老梅

親子孫3代の梅の木は、支え合うように書院の前に植えられています。
親木の梅は、江戸時代に仙洞御所から移植されたそうです。

樹齢は、何と300年。
今では、わずかに根を残すのみ。

子である2代目の梅の木は、花こそ咲きませんが、立派な幹だった事を彷彿とさせる古木として存在感をアピール。

そして、孫にあたる3代目が、現在立派な梅の花を咲かせて、参拝者に春の訪れが近い事を教えてくれます。

この親子孫3代の梅の木の姿が、這っている龍を想像させる事から、臥竜の老梅と呼ばれるようになりました。

たった数本の梅の木ですが、存在感は何百本植えられている梅園に匹敵します。
さすがにそれは言い過ぎかもしれませんが、一見の価値はありますよ。

勧修寺の臥竜の老梅の開花は、1月下旬から2月上旬と早めです。
見頃は、2月中旬~下旬となっています。

勧修寺の梅の見頃や開花状況2016

平成28年(2016)は、勧修寺の梅の開花を追いかけます。
早咲なの1月中下旬には、最新情報をお届けする予定です。

来年までお待ちください。

勧修寺へのアクセス

地下鉄東西線・小野駅から徒歩5分。
京阪バス・小野下車、徒歩約10分です。

京都駅から行く場合、地下鉄烏丸線・京都駅→烏丸御池駅で東西線に乗り換えて、小野駅で下車となります。

気づいた人もいるかと思いますが、随心院・小野梅園の同じ地域に存在します。

小野駅からだと、方向的には逆なんですが、距離的にほぼ一緒。
しかし、勧修寺と小野梅園では、梅の花の咲く時期が微妙にズレているため、一緒には楽しめません。
そこが残念な所です。

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(周辺地図)