常寂光寺は、京都市右京区にあります。
大晦日の夜に、除夜の鐘を撞く事が出来るお寺です。
除夜の鐘は、多くのお寺で108つ撞かれます。
理由は、人の煩悩を浄化するためです。
人の煩悩の数は、108つあると言われています。
その数に合わせて撞かれ、煩悩を消し去るという訳です。
常寂光寺の除夜の鐘も、108つ撞かれます。
先着順で、無料で参加する事が可能です。
先着順といっても、整理券が配布されます。
まずは、それを手に入れて下さい。
そして、撞く事が出来る人数が、若干少な目となっています。
その点は、ご注意ください。
今回は、常寂光寺の鐘を紹介します。
少しでも、何かの役に立てば幸いです。
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常寂光寺で除夜の鐘の見所
常寂光寺の除夜の鐘の概要
常寂光寺の除夜の鐘は、一般参加が可能です。
先着順で、整理券が配られます。
(お寺の鐘のイメージ)
整理券の配布時間は、22時30分から。
そして、除夜の鐘の開始時間は、23時45分からです。
鐘撞き料金は、必要ありません。
ただし、鐘を撞く事が出来る人数が少ないです。
鐘を撞けるのは、80人となっています。
1人1撞きでも108人、1グループ1撞きだと300人の所もあります。
その事を考えると、80人はかなりの少なさです。
ただ、鐘を撞けないお寺もあります。
除夜の鐘を撞けるだけ、良しとしましょう。
また、除夜の鐘激戦区の東山区。
その東山区より右京区は、人出は少ないです。
少し前に並べば、整理券を手に入れる事は出来ると思います。
当日の常寂光寺では、温かいモノの接待が行われます。
内容は、年によって変わるそうです。
大晦日に常寂光寺へ行かれる方。
ぜひ、頂いて体を温めて下さいね。
常寂光寺について
常寂光寺は、日蓮宗の仏教寺院です。
見所は、嵯峨野を一望出来る境内と紅葉となります。
春夏秋冬の中で、常寂光寺へ訪れるなら秋がおススメです。
京都の紅葉の名所だけあり、とても美しい紅葉を見る事が出来ます。
※常寂光寺の紅葉は、こちらを参照して下さい。
★常寂光寺の紅葉、見ごろや現在の状況。ライトアップあり。
そして、小倉山の中腹の斜面にあるので、見晴らしがとても良いです。
ただ、それが少し難点でもあります。
なぜなら美しい眺望を見たいなら、少しの体力が必要だからです。
常寂光寺の展望台や多宝塔から、美しい眺望が楽しめます。
この場所へ行くには、急な階段を上らなければいけません。
それが、結構大変です。
私が訪れた時、その階段を見て、行くのを止めた方がいました。
足腰に不安がある方は、ちょっとキツイかもしれません。
しかし、苦労して上がる価値はあります。
晴天の日など、とても気持ちが良い光景を見る事が出来ますよ。
また、常寂光寺は、京都・嵐山花灯路の参加寺院です。
京都・嵐山花灯路では、常寂光寺の夜間拝観が行われます。
昼間とは違った常寂光寺を楽しむ事が可能です。
※京都・嵐山花灯路については、こちらを参考にして下さい。
★京都・嵐山花灯路。ライトアップ時間や混雑具合。駐車場はあり。
常寂光寺の駐車場
常寂光寺には、駐車場があります。
ただし、駐車スペースが狭いです。
普通車5台程度しか止める事が出来ません。
また、タクシー優先だそうです。
ただ、夜間は閉鎖している可能性があります。
訪れる際は、公共交通機関をご利用ください。