神光院は、京都市北区にあります。
太田垣連月が隠棲した茶所がある寺院です。
弘法大師が創建した「京都三大弘法」の一つ神光院。
「西賀茂の弘法さん」と呼ばれて親しまれています。
そんな神光院で有名な行事が、きゅうり封じです。
7月に、2回行われる行事となっています。
神光院のきゅうり封じの日は、地元の人が多く神光院へ参拝。
また、遠方の人も訪れ、病気平癒や厄除け祈願。
今回は、神光院のきゅうり封じを紹介します。
少しでも何かの役に立てば幸いです。
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神光院のきゅうり封じの見所
神光院のきゅうり封じの概要
神光院のきゅうり封じは、7月の21日と土用丑の日に行われます。
時間は、9時から数回に分けて行われます。
また境内は無料ですが、祈祷料1,500円が必要です。
この行事は、弘法大師がきゅうりに諸病を封じた事にちなんで開催。
弘法大師は、大日如来に病気平癒を祈願したそうです。
きゅうりに、名前と年齢、病名を書いて白い紙に包みます。
厄除けの祈祷を受けた後、体の悪い所をなでて土へ埋めて終了です。
埋める場所がない方も安心して下さい。
神光院境内のきゅうり塚に納めても大丈夫です。
ところで、なぜきゅうりを土に埋めるのでしょうか。
ほぼ水分のキュウリは腐りやすいのが特徴です。
土に埋めると、病気を封じたきゅうりは、簡単に腐ります。
腐るという事は、土へ還るという事。
病気とともに自然(土)へと還す。
そのような思いで、きゅうりを土へと埋めるそうです。
神光院のきゅうり封じは、2回行われます。
どちらかの日に、京都へ観光へ来られる方。
神光院へ足を運んでみませんか?
ひょっとしたら病が土へと還るかもしれませんよ。
神光院の駐車場
神光院には、無料駐車場が存在します。
普通車約10台を停める事が可能です。
ただし、行事の時は参拝者が多いです。
公共交通機関を利用した方が良いのではないでしょうか。
神光院へのアクセス
神光院への行き方です。
市バス「神光院前」で下車してすぐ。
(周辺地図)