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市比賣神社のハッピーカードは、幸運のご利益のお守りです。

市比賣神社(いちひめじんじゃ)は、京都市下京区にある神社です。
地元の人達からは、いちひめさんと親しまれています。

この市比賣神社のハッピーカード(カード型お守り)。
幸運のご利益が授かると、女性に大人気です。

女優の羽田美智子さんもハッピーカードを持っています。
そして、「する事なす事が全て上手くいった」と紹介。

その事から人気に火がつきました。
現在でも、多くの女性がハッピーカードを求め参拝しています。

その話をする前に、少し市比賣神社についての紹介です。

創建は、延暦14年(795)。
京都に都を移した翌年です。

桓武天皇の命により左大臣藤原冬嗣公が、京都の西と東の官営市場(※)の守護神として社を建てたのが始まりです。
(※平安時代、政府が運営する市場は東西に分かれていました)

神社が建てられた場所は、西本願寺の近くです。
豊臣秀吉の時代に、現在の場所に移されました。

祭神が全て女性の神様という、京都では珍しい女人厄除神社です。

祀られている神様を、次の5体となっています。

・多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)。
・市寸嶋比賣命(いちきしまひめのみこと)。
・多岐都比賣命(たぎつひめのみこと)。
・神大市比賣命(かみおおいちひめのみこと)。
・下光比賣命(したてるひめのみこと)。

ご利益の方も、縁結び・子授け・安産。
女性に関わるものが多いのが特徴です。

市比賣神社の看板にも、女人厄除神社と大きく書かれています。
女性のための神社と言っても良いのではないでしょうか。

あまりの女性押しなため、私は参拝するのを躊躇していた程です。
京都駅から徒歩圏内にあるので、頻繁には目にしていました。

しかし、この神社に参拝したのは、知ってから数年経ってからです。
参拝してみれば、特に何てことはありませんでした。

女性押しではありますが、男性を排除している訳でもありません。
もっと早くに参拝していれば良かったです。

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市比賣神社のハッピーカードは、幸運のお守り

ハッピーカードと羽田美智子

市比賣神社は、京都でも知る人ぞ知る神社です。
地元の人には親しまれていて、女性にも人気がある。

ただ、京都の有名な神社と比較すると知名度は普通の神社でした。
その神社が、全国的に脚光を浴びます。

女優の羽田美智子さんが、著作やテレビ番組で紹介したからです。
羽田美智子さんは、自他共に認める京都通の人。

その上、女性の好感度も高い女優さんです。
そんな方が絶賛したら、それは良い宣伝になりますよね。

市比賣神社には、全国から多くの参拝者が訪れました。

その時に、羽田美智子さんが市比賣神社とともに紹介したのが、この神社で授与されているハッピーカードです。

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その名が示す通り、カード型お守り。

赤い織物で出来ており、裏には「女性の守り神 することなすことうまくゆく HAPPY CARD 幸運の御守」という文章とともに、お守りを持つ人の名前と授与された日付が書かれます。

冒頭にも書きましたが、羽田美智子さんはこのハッピーカードを持ってからご利益を授かり、その1年は全て物事が順調に運んだそうです。

有名女優の発言の力は、偉大ですね。
その話を知った女性が、ハッピーカードを求めに市比賣神社に殺到。

当時は、かなり境内は混雑したみたいです。
現在もハッピーカードは大人気なのですが、境内が混雑する程ではありません。

ちょっと知名度は上がりましたが、一地方の普通の神社に戻りました。
初めてハッピーカードの存在を知った時、うまいなと思った事を覚えています。

お守りは、約1年持ち続けた後に、神社の古札返納所へ収めるのが一般的です。
ただし、神社へ戻す戻さないは、本人の自由。

大げさな話、一生持ち続けても大丈夫です。
また、有効期限の記載もなしです。

一方ハッピーカードは、有効期限が決まっています。
授与してから1年後の日にちが、裏面にがっちりと記載。

記載されている日以降は、「ご利益が無くなりますよ、きちんと更新してくださいね」と言われているような気がしませんか?

目に見える形で示されると、更新したくなりますよね。
ましてや、その1年の間ご利益を実感した人なら、尚更です

更新は、市比賣神社でしか出来ません。
再び足を運ぶ事となります。

1回の参拝で終わるのではなく、最低1年に1回は訪れる事に。
神社にとって、ご縁が出来る参拝者ほど有難いものはありません。

参拝者も幸運の更新なので、損する事はありません。
お互いの利益が一致しているの、Win-Win(ウインウイン)の関係ですね。

もちろん、もう更新やいいやと思われる方もいるはず。
お守りは、授与された神社に返納する事が好ましいとされています。

しかし、遠方にあったり、諸事情で参拝する事が難しかったりした場合、近くの神社に収めて大丈夫だそうです。

更新しないのなら、ハッピーカードも御守なので、近くの神社に返納して下さい。
それで、終了です。

更新を止めたからといって、不幸になる訳ではありません。
心配している方がいるか分かりませんが、ご安心下さい。

市比賣神社は、京都駅から徒歩で行く事が可能です。
帰りの新幹線の時間まで、少し余裕かある女性の方。

ぜひ参拝して、幸運のハッピーカードを手に入れて下さいね。

ハッピーカードを贈り物(プレゼント)にどうですか

羽田美智子さんは、ハッピーカードを初めはスタッフの方から頂いたそうです。
この話を聞いた時、女性への贈り物としていいのでは?と思いました。

相手に何かを贈る場合、相手の好みを知っておかなければなりません。
また、相手に負担になるような金額の商品も贈れません。

しかし、ハッピーカードなら相手の好みを知る必要はなしです。
なおかつ値段も相手の負担になる程でもありません。

800円~1,000円ぐらいだったと思います。
カード型お守りなので、財布やパスケースに入れる事が可能です。

常に持ち運ぶには、ちょうどいい大きさとなっています。
女性の友達のプレゼントに、お守りという発想はなかったです。

御守りを贈り物ってどうなの?
そんな考えを持っている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、妊婦さんに、安産のお守り渡した事はありませんか?
あるいは、受験を控えている方に、学業のお守りを渡した事はないですか。

それと同じだと思います。
相手の事を思って、幸せのお守りを渡す。

ただ、それだけです。
カードなので、普通のお守りよりも渡しやすいと思います。

市比賣神社へのアクセス

京都駅より徒歩15分。
地下鉄五条駅より徒歩5分。
京阪清水五条駅より徒歩5分程で到着します。

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