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宝鏡寺のひなまつり2019。春の人形展と島田太夫の舞。

宝鏡寺は、京都市上京区にある尼門跡寺院です。
人形供養のお寺として有名な宝鏡寺。

そのため別名が存在します。
別名は、人形寺です。

光厳天皇(こうごんてんのう)皇女の華林宮惠厳(かりんのみやえごん)が、聖観世音菩薩を建福尼寺に安置したのが始まりです。
その時に、宝鏡寺と寺名を変更しました。

歴代天皇の皇女が住職を務める尼門跡寺院という事から、多くの貴重な人形が御所より贈られています。

これらの人形は、普段は観賞できません。
しかし、春と秋に行われる人形展の開催時には一般公開されます。
この時に、見る事が可能です。

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宝鏡寺のひなまつり。春の人形展で島田太夫の美しい舞を観賞

宝鏡寺のひなまつり

宝鏡寺のひなまつりは、春の人形展の一環で行われている行事です。
宝鏡寺には、冒頭でも書きましたが、多くの人形が御所より贈られました。

それらも貴重な寺宝の人形を、観賞出来るのが春と秋に行われる人形展です。
春の人形展の開催は、3月1日から4月3日まで。
また、本堂や阿弥陀堂も特別公開され、見学する事が可能です。

宝鏡寺のひなまつりは、この春の人形展の最初を飾る大切な行事となっています。
本堂には、「曲水の宴」「桃の節句」「雛まつり」の三場面が人形で再現。

貴重な人形で再現されたひな人形は、一見の価値があります。
特に古い人形に興味がある方には、魅力的な光景でしょう。

その本殿で、島田太夫が美しく艶やな舞を披露します。
人形にあまり興味がない人でも、この舞を観賞したいがために、訪れる人もいる程です。

宝鏡寺のひなまつりは、写真撮影・録画・録音は一切禁止。
そのため、素人カメラマンが集まらないのも良い所です。

せっかくの美しい舞の最中に、隣でガシャガシャと写真を撮影されたら、落ち着いて観賞出来ませんから。
ゆったりと舞や人形を観賞して下さい。

宝鏡寺までのアクセス

京都駅から地下鉄に乗車、鞍馬口駅で下車して徒歩約15分。
または、今出川駅で下車、同じく徒歩15分ぐらいで到着します。
市バスで行く場合は、9系統に乗車して、堀川寺之内で下りてすぐ。

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