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願行寺の霧がくれの弥陀。

願行寺の前を通った時、気になる案内板を発見しました。
願行寺の仏像を紹介する案内板です。

この時の様子は、「願行寺の霧がくれの弥陀」に掲載しています。

願行寺についての簡単な説明

願行寺は、京都府宇治市にあるお寺です。
もとは慈心院尊勝寺と称していました。

小幡の関守清水勝宗が一門の菩提寺として、暦仁元年に慈心上人を開基として建立したのが始まりです。

その後、火災や応仁の乱で焼亡し、荒廃しました。
そして、天正4年に寺名を願行寺と改め再興、現在に至ります。

寺宝として、古仏が伝えられており、宇治市指定文化財に指定されています。

その寺宝の木造阿弥陀如来像は、「霧がくれの弥陀」とも呼ばれる仏像です。

-終-

今回は、願行寺の霧がくれの弥陀を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。


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願行寺の霧がくれの弥陀の概要

願行寺の霧がくれの弥陀

願行寺の前を通った時、気になる案内板を発見しました。

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こちらが、宇治市小幡にある願行寺です。
気になる案内板は、写真の右側にかかっていました。

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それが、こちらです。

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願行寺の寺宝である2体の仏像が紹介されていました。

左の木造阿弥陀如来立像には、次のようは話が伝わっています。

◆願行寺の霧がくれの弥陀◆

平安末期の作風を強くとどめた鎌倉期の作である阿弥陀如来立像。
このご本尊には、不思議な話が伝わっています。

応仁の乱で寺が焼失してから約100年後。
お堂が再建されました。

落成の頃、総代世話役5人の夢枕に、阿弥陀仏が現れました。
そして、5人に次のようはお告げを授けます。

「鈴鹿峠を訪れて、新たな本尊を迎えよ」

不思議に思いつつ、5人は鈴鹿峠を訪れました。
すると、仏像を背負った老人に出会います。

老人は、5人に仏像を渡しました。
その仏像を受け取った瞬間、辺りに霧が立ち込めます。

そして、霧が晴れると、老人の姿はありませんでした。
5人は仏像を持ち帰り、「霧がくれの弥陀」として祀ります。

-終-

その仏像が、木造阿弥陀如来立像です。

願行寺の駐車場

ありません。

願行寺へのアクセス

願行寺への行き方です。

京阪「小幡駅」で下車。
あるいは、JR「小幡駅」で下車。

そこから、徒歩5分程で到着します。

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(周辺地図)