京阪「中書島駅」周辺には、幕末関連の史跡があります。
「伏見口の戦い激戦地跡の石碑」もその1つです。
この石碑は、京橋の近くに建っています。
◆京橋についての簡単な説明◆
伏見区にある京橋は、宇治川に注ぐ川に架かる橋です。
かつて、京橋周辺は船着場として栄えました。
三十石船や高瀬船、柴船などが、京橋の船着場にはひしめき合い、また数十件の船宿も立ち並んでいました。
しかし、明治初年に鉄道が開通すると、次第にさびれていきます。
現在は、旅館「寺田屋」が昔の船宿の面影を残すのみとなりました。
-終-
今回は、伏見口の戦い激戦地跡の石碑を紹介です。
何かの役に立てば、幸いです。
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伏見口の戦い激戦地跡の石碑の概要
伏見口の戦い激戦地跡の石碑
伏見の架かる京橋は、京阪「中書島駅」の近くにあります。
京橋周辺は、かつて舟運で賑わう伏見港がありました。
京の高瀬舟、大阪の三十石船など千数百隻がひしめき合う港でした。
舟の数に伴い、旅籠の数も増加します。
39軒も軒を連ねる場所となりました。
そんな京橋から、会津藩の先鋒隊が上陸します。
鳥羽伏見の戦いが始まる前日の夕刻の事でした。
そして、陣をとって宿営し、戦いました。
また、伏見奉行所に陣を置いた幕府軍や新選組も戦います。
しかし結果は、幕府軍や新選組が敗走する事に。
その敗走の時に、民家に火を放ちました。
そのため、京橋周辺は、大きな被害を受けます。
その時の激戦の戦いを示す「伏見口の戦い激戦地跡の石碑」です。
この石碑に限らず、京阪「中書島駅」周辺は多くの石碑があります。
幕末に関する石碑が多いです。
幕末好きの方は、石碑を巡ってみてはいかがでしょうか。
伏見口の戦い激戦地跡へのアクセス
伏見口の戦い激戦地跡への行き方です。
京阪「中書島駅」で下車。
徒歩約6分で到着。
(周辺地図)