大覚寺は、京都市右京区嵯峨にある寺院です。
その寺院の東に位置する場所に、大沢池が存在しています。
その大沢池で、大覚寺の観月の夕べが行われます。
月を楽しむイベントです。
大沢池は、日本最古の人工の林泉。
林泉とは、林や泉水あどがある庭園の事。
嵯峨天皇が、唐の洞庭湖を模して造らせたそうです。
その大沢池で、かつて嵯峨天皇は舟を浮かべ、中秋の名月を楽しみました。
大覚寺の観月の夕べも、それに倣って開催されます。
中秋の名月を、趣ある雰囲気の中、優雅に楽しめる行事ですよ。
今回は、その大覚寺の観月の夕べを紹介。
龍頭鷁首舟の乗船出来るだけでなく、お茶席も楽しめますよ。
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大覚寺の観月の夕べの見所
大覚寺の観月の夕べの概要
大覚寺の観月は、毎年中秋の名月に行われる恒例行事です。
今年の開催は令和元年(2019)9月13日~15日の3日間。
龍頭鷁首舟に乗船して、大沢池で月を愛でるには、舟券が必要。
舟券料金は、1枚1,000円となっています。
行事当日の午後3時頃より販売開始予定。
前売り券の販売や事前予約は無いようです。
当日販売分の舟券が無くなったら、そこで終了となります。
乗船時間は、17時台・18時台・19時台・20時台から選択可能です。
外で行われるイベントなので、気になるのが雨天の場合だと思います。
少雨(雨天)くらいなら決行、荒天の場合は中止になる事もあるそうです。
天気が怪しいなと思ったら、大覚寺の公式HPにアクセスして下さい。
当日の舟の運行状況が掲載されています。
夜空を見上げれば満月、水面を見ると池に映る揺らめく月。
京都の中秋の名月を、大覚寺の観月の夕べで楽しみませんか?
観月の夕べの観月席
大覚寺の観月の夕べでは、お茶席が設けられています。
お茶券は、お抹茶とお菓子付で1枚800円。
当日17時より販売開始。
1席15分程度の交代制です。
望雲亭での本席ではないので、ご注意ください。
ちなみに望雲亭の本席は、大覚寺の春の行事である「嵯峨天皇奉献 華道祭」の時に設けられる事があるようです。
大覚寺の駐車場
大覚寺には、駐車場が存在しています。
普通車約50台を止める事が可能です。
有料で普通車2時間500円となっています。
ただ、観月の夕べの時に利用できるか分かりません。
また大覚寺側は、観月の夕べの時は公共交通機関の利用を呼び掛けています。
大覚寺へのアクセス
大覚寺への行き方です。
JR京都駅から乗車、嵯峨嵐山駅から徒歩約17分。
(周辺地図)