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醍醐寺の桜2021。見頃や開花状況。魅力を写真で紹介。

醍醐寺の桜は、春の京都の桜の中で、とても人気があります。
醍醐寺は、京都市伏見区醍醐にある世界遺産のお寺です。

京都で最も訪れたい春の名所はどこでしょうか。
最初に、醍醐寺を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

それ程、醍醐寺の桜は有名です。
また、美しいと評判です。

春の醍醐寺の境内に、見頃の桜が咲き誇ります。
それを目当てに、毎年多くの花見客が訪れます。

醍醐寺で鑑賞できる桜は、とにかく多いです。
早咲きのかわづ桜、しだれ、ソメイヨシノ、山桜、八重ザクラなどです。

そして、三宝院の大紅しだれと金堂わきに大山桜が次々と開花します。
全て咲き終わるまで約3週間あり、その期間中は花見が楽しめるのが特徴です。

そのため、境内は大混雑です。
しかし、境内が広いので、不思議と思った以上に混雑は感じられません。

人が多いのに、混雑している感じは少な目だと思います。
それが、醍醐寺の魅力の1つです。

あくまで思った以上なので、混雑しています。
残念ながら、人がいない穴場では決してありません。

また、訪れた日により混雑具合は異なります。
土曜日・日曜日、休日は、やはり人が多いです。

ただ、意外と人が写り込まないように、桜を撮影する事は可能です。

春期の醍醐寺の拝観料金は、1,500円。
拝観時間は、9時から17時までとなっています。

拝観料金は、他の観光寺院と比較しても高め。
しかし、1度は訪れる価値がある場所です。

今回は、私が撮影した醍醐寺の桜の写真で、見頃や開花状況を紹介していきます。

撮影や観賞の時の、少しでも参考になれば幸いです。

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醍醐寺の桜の見ごろや開花情報

醍醐寺の桜の概要

醍醐寺の創建は貞観16年(874)です。
平安時代の昔から、花の醍醐と呼ばれる程の場所でした。

その花の醍醐が、ある1人の男の手によって、京都の中では知らぬ者がいない程の、桜の名所へと変貌する事になります。

その男の名は、豊臣秀吉です。
草履取りから成り上がり、天下を統一した人物です。

歴史上の人物の中でも、知名度がかなり高い豊臣秀吉。
ドラマや映画、小説の題材にもなっています。

また、歴史の教科書にも出てくる人物です。
そのため、知っている人も多いのではないでしょうか。

その彼が醍醐寺で盛大な花見がしたいがために、境内に各地から選りすぐった桜の木を移植しました。

また、より良い花見をするために、三宝院の庭は秀吉自ら設計したそうです。

天下人がこれだけの情熱をそそげば、京都の桜の名所になるのも頷けます。

醍醐寺の桜の見所や魅力

それでは、醍醐寺の桜の魅力や見所を紹介します。

まずは、三宝院の大紅しだれです。

国宝の唐門を背景に、盛大に咲き誇る紅しだれ桜。
その姿は、とても美しく趣があります。

ただし、残念ながら三宝院の建物内での撮影は禁止です。
観賞するだけになりますが、それでも十分に価値はありますよ。

むしろ、カメラを構えた人がいない分、ゆったりと見る事が可能です。
桜を落ち着いて観賞したい方にとっては、撮影禁止は有難いのかもしれませんね。

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先ほども書いた通り三宝院の建物は、撮影禁止です。
しかし、建物外の桜は撮影する事が出来ます。

添え木で支えられているしだれ桜は、人に降り注ぐようにです。
まるで、桜の花の雨を浴びているように思えます。

皆さんも、ぜひ桜の雨を体験して下さい。
特に晴天の日は、青空にピンクの花がよく映えます。

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こちらは唐門と桜です。
三宝院の外側から撮影しました。

三宝院唐門は、国宝に指定されています。
慶長4年(1599)に建てられものです。

唐門全体は、黒漆塗りとなっています。
そして、「菊」と「五七の桐」の4つの大きな紋が特徴です。

透かし彫りのこの紋には、金箔が施されています。
豪華絢爛でありながら、落ち着いて雰囲気もある門です。

桜だけでなく、唐門にも注目して下さいね。

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続いては、仁王門(西大門)です。
慶長10年(1605)に、豊臣秀頼によって再建されました。

ここは参拝者の出入りが激しい場所の1つです。
仁王門全体と桜を一緒に撮ろうとすると、人が写り込みます。

しかし、少し遠めから望遠レンズ(機能)を使い、カメラを少し上げて撮影すると人はあまり写り込みません。

右に左と撮影する場所を移動しながら、自分にとってベストの撮影場所を探してみて下さい。

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醍醐寺と言えば、平安時代に建てられた国宝の五重塔。
この五重塔と桜も、一緒に撮影する事が出来ます。

醍醐寺の五重塔は、醍醐天皇のご冥福を祈るために建てられました。
京都府下で、最も古い木造建築物の1つです。

どっしりと建っているその姿は、とても安定感があります。
この五重塔は、醍醐寺の記念写真スポットです。

五重塔を拝見に、ぜひカメラに思い出を残して下さい。

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こちらは、金堂です。
五重塔の同じく国宝に指定されています。

金堂は、醍醐天皇の御願により延長4年(926)に創建された建物です。
醍醐寺の中心の建物であり、本尊の薬師如来坐像が安置されています。

ここに咲く大山桜は、記念写真に向いているのではないでしょうか。
私が訪れた時も、記念写真を撮られている方がいらっしゃいました。

醍醐寺の桜の特徴は、様々な種類の桜と歴史ある建物が一緒に観賞出来る所です。
これが醍醐寺の桜の魅力でもあり、見所でもあります。

春の京都旅行の際に、どこの桜を観賞しようか迷っている方。
醍醐寺は、自信を持ってオススメ出来る場所です。

境内の約800本の桜が、出迎えてくれますよ。
豊臣秀吉になったつもりで、豪快な気分で鑑賞しましょう。

醍醐寺の桜の見頃と開花情報

今年の醍醐寺の桜の見頃と開花情報です。

令和3年(2021)の開花状況
令和3年(2021):-。

過去の醍醐寺の桜の開花情報

過去の醍醐寺の桜の開花情報です。
来年の開花予想に役立てて下さい。

平成27年(2015)の開花状況
平成27年(2015)3月23日:咲き始めました。
平成27年(2015)3月31日:三宝院のしだれ桜が満開。
平成27年(2015)4月2日:三宝院のしだれ桜を始め、境内のしだれ桜が見頃。
平成27年(2015)4月10日:しだれ桜はまだ見れます。八重桜は満開。
平成27年(2015)4月12日:三宝院のしだれ桜が葉桜に。他は散り始め。
平成27年(2015)4月15日:八重桜は見頃。他は見頃過ぎ。
平成27年(2015)4月19日:八重桜がまだ見れます。他は葉桜。

平成28年(2016)の開花状況
平成28年(2016)3月22日:河津桜、満開。他は咲き始め。
平成28年(2016)3月28日:三宝院、しだれ桜が見頃。憲深林苑、満開。
平成28年(2016)3月31日:満開、今が見ごろです。
平成28年(2016)4月1日:見頃継続中。
平成28年(2016)4月4日:まだ見頃です。
平成28年(2016)4月10日:散っています。

平成29年(2017)の開花状況
平成29年(2017)3月31日:三宝院のしだれ桜、咲き始め。
平成29年(2017)4月6日:三宝院前のしだれ桜、見頃。
平成29年(2017)4月8日:満開です。

平成30年(2018)の開花状況
平成30年(2018)3月22日:咲き始めています。
平成30年(2018)3月27日:見頃です。
平成30年(2018)3月31日:見頃継続中。

2019年の開花状況
2019年3月26日:咲き始め。
2019年3月31日:見頃。
2019年4月5日:満開。

令和2年(2020)の開花状況
令和2年(2020)3月18日:つぼみ。
令和2年(2020)3月24日:見頃まであと少し。
令和2年(2020)3月28日:満開。

醍醐寺へのアクセス

京都駅から地下鉄に乗車、烏丸御池駅で東西線に乗り換え。
東西線で醍醐駅へ、2番出口から出て徒歩3~4分程で到着します。

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