長建寺を、訪れました。
その時に、おみくじがあるのを発見しました。
長建寺のおみくじは、国文学的に由緒正しいおみくじです。
◆辨財天長建寺についての簡単な説明◆
辨財天長建寺は、京都市伏見区にあります。
真言宗醍醐派のお寺です。
本尊として、八臂弁財天を祀っています。
「島の弁天さん」と呼ばれ、親しまれているお寺です。
伏見奉行建部内匠頭政宇が、中書島を開拓する時に、深草大亀谷即成就院の塔頭多聞院をこの土地に移して、弁財天を祀ったのが始まりです。
京都には、弁財天を祀っている寺社はあります。
しかし、ご本尊として祀っているのは、長建寺だけです。
境内には、鐘楼があります。
現在は、みくじ舎として利用されています・
-終-
今回は、長建寺の元祖おみくじを紹介です。
何かの役に立てば、幸いです。
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長建寺の元祖おみくじの概要
長建寺の元祖おみくじ
長建寺の門をくぐった所に、鐘楼があります。
こちらが鐘楼です。
鐘楼なのですが、鐘を撞くためにあるのではありません。
長建寺の鐘楼は、みくじ舎となっています。
そして、おみくじの作りは元祖の作りです。
おみくじは、良源大僧正によって考案されました。
良源大僧正は、比叡山延暦寺第十八世天台座主です。
良源大僧正は、正月の3日に亡くなりました。
この事から、元三大師とも呼ばれています。
元三大師が観音菩薩に祈念して、偈文(げもん)を授かります。
この偈文が、おみくじの紙の起源となりました。
おみくじは、観音籤(くじ)とも呼ばれます。
それは、このような理由からです。
長建寺のおみくじは、元三大師の元本をそのまま使用していました。
現在は元本は保存され、現代流に和歌をアレンジして使っています。
おみくじは、1回200円。
各自が自由に引く仕組みです。
長建寺に訪れた時は、1度引いてみてはいかがでしょうか。
おみくじを引いた後は、持ち帰るも良し。
あるいは、このように奉納しても良しですよ。
長建寺の駐車場
長建寺には、駐車場がありません。
長建寺へのアクセス
長建寺への行き方です。
京阪「中書島駅」で下車。
徒歩約7分~8分で到着。
(周辺地図)