粟田神社は、京都市東山区にあります。
その粟田神社の最大の祭礼行事が粟田祭です。
粟田祭は、約1,000年の歴史を持つ祭事。
出御祭・夜渡り神事・神幸祭・還幸祭・例大祭。
これらの神事・行事を総称して粟田祭と呼びます。
別名・粟田神社大祭です。
夜渡り神事では、粟田大燈呂も復興。
より華やかなお祭りとなりました。
今回は、粟田神社の粟田祭を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。
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粟田神社の粟田祭の見所
粟田神社の粟田祭の概要
粟田祭は、10月に行われる粟田神社の秋祭り。
今年の開催は、平成29年(2017)10月7日~9日。
そして、15日に開催されます。
拝観料金は、どの日も無料。
粟田大燈呂や剣鉾や神輿巡行、舞楽を楽しむ事が出来ます。
粟田祭の行事の大きな流れは、以下の通りです。
出御祭
体育の日の前々日に行われます。
17時30分:夜店(ウェスティン都ホテルほか)
18時30分:石見神楽の奉納(瓜生山舞子連中)
19時30分頃:ビンゴゲーム
上記の行事やイベントは、要確認です。
特に夜店やビンゴゲームは、毎年行われるか分かりません。
22時頃:出御祭(おいでまつり)
拝殿安置の神輿に御神霊をお遷しする神事
夜渡り神事
体育の日の前夜に行われます。
18時頃から、大燈呂が練り歩きます。
約400年前の旧暦9月14日。
大きな石の上に、瓜が覆っていました。
そこには、光輝く御金札がありました。
その金札には、「感神院新宮(※)」の銘が書かれていたそうです。
(※粟田神社の旧社名)
その事から金札は、神社に納められる事に。
また、金札が現れた石は、「瓜生石」と名付けられたそうです。
この故事により、夜渡り神事が行われる事になりました。
金札の現れた瓜生石の周りを三度巡拝する「れいけん」の神事を執り行われます。
見所は、平成20年に復興した風流灯籠「粟田大燈呂(※)」。
迫力ある造形の灯篭の山車が、光輝きます。
(※読み方は、「あわただいとうろ」)
えびす様・牛頭天王・ヤマタノオロチ・法然上人など。
粟田大燈呂は、様々な形をしています。
(秀吉と狛犬)
巨大で迫力があり、どこがユーモアがある粟田大燈呂。
お気に入りの1つを探すのも、楽しいと思います。
神幸祭・還幸祭
体育の日に行われます。
12時30分頃から、剣鉾の巡行と神輿渡御です。
また、神輿巡行は、京都の秋祭りらしい光景。
ぜひ、一目見て京都旅行の思い出にして下さい。
例大祭
9月15日に行われます。
11時頃より、本殿で舞楽奉納です。
粟田祭は、数日行われます。
どの行事も、楽しいですよ。
どれか1つでも、見物してみてはいかがでしょうか。
夜でも大丈夫な方は、個人的に粟田大燈呂がオススメです。
粟田神社の駐車場
粟田神社には、駐車場があります。
参拝者は、無料で駐車可能です。
ただし、祭礼時は駐車不可かもしれません。
確認の上、参拝して下さい。
粟田神社へのアクセス
粟田神社への行き方です。
京都市営地下鉄・東西線東山駅下車、東へ徒歩7分。
同じく東西線蹴上駅下車、西へ徒歩7分。
あるいは京都市営バス・神宮道バス停下車、徒歩5分。
詳しいアクセス方法は、こちら。
粟田神社へのアクセス。京都駅からの行き方。
(周辺地図)
粟田神社の関連情報
・粟田神社の御朱印と御朱印帳。
粟田神社の祭事・行事
・粟田神社の大祓式と茅の輪くぐり。水無月あり。