京都府八幡市を訪れた時、安居橋を渡りました。
その時の写真は、「安居橋の由来」に掲載しています。
安居橋は、石清水八幡宮の近くに架かっている橋です。
石清水祭の舞台として親しまれています。
◆石清水祭について◆
石清水祭は、石清水八幡宮の神事の1つです。
旧暦8月15日を「石清水放生会」と称し、「生きとし生けるもの」の平和と幸福を願う祭儀となっています。
祭典は、午前2時から開始。
午前3時に、本殿からお共とともに、神輿が山麓へと下ります。
午前5時30分に奉幣祭が行われた後、午後8時から放生行事の開始です。
放生行事は、放生川に魚や鳥が放たれます。
この放生行事の舞台が、安居橋です。
-終-
今回は、そんな安居橋を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。
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安居橋の概要
安居橋の由来
京都府八幡市を訪れた時、せっかくなので名所を訪れました。
訪れた名所は、京阪「八幡市駅」周辺にある名所です。
背割堤の新緑(※)。
(※背割堤の新緑の写真は、こちらに掲載しています。
★背割堤の新緑。)
最近完成したさくらであい館の展望台(※)。
(※展望台から背割堤の写真は、こちらに掲載中です。
★さくらであい館の展望台。)
そして、安居橋です。
安居橋は、石清水八幡宮のすぐ近くに架かっています。
安居橋と書いて、読み方は「あんごばし」です。
「やすいばし」ではないので、ご注意下さい。
安居橋の由来は、諸説あります。
ここでは2つほど、紹介したいと思います
1つ目は、安居神事から名付けられた説です。
安居神事は、鎌倉時代に八幡の町で行われていました。
2つ目は、相五位橋(あいごいばし)が変化した説です。
かつてこの橋の川下に、五位橋という橋がありました。
その橋に相対する仮の橋と作られたため「相五位橋」と呼ばれます。
相五位橋が変化して、安居橋になったという説です。
ちなみに安居橋は、鳥羽伏見の戦いで消失しました。
現在の安居橋は、再興された橋です。
せっかくなので、安居橋を渡ってみました。
奥に見えるのが、石清水八幡宮が鎮座する男山です。
橋の真ん中から見る光景は、どこにでもありそうな光景です。
特に絶景という訳ではありませんが、機会があれば渡ってみて下さい。
話のネタぐらいには、なるかもしれませんよ。
ドラマ撮影にも使われた橋らしいですから。
安居橋までのアクセス
安居橋への行き方です。
京阪電車八幡市駅で下車、徒歩5分程で到着します。
(周辺地図)