京都旅行のオススメ

京都や他府県の旅行と観光関連の事を書いているブログです。おすすめではない情報もチラホラ。

【スポンサーリンク】

冠者殿社と誓文払い。

冠者殿社を、訪れました。
その時の写真は、「冠者殿社と誓文払い」に掲載しています。

冠者殿社は、京都市下京区にある八坂神社の境外末社です。
冠者殿社と書いて、「かんじゃでんしゃ」と読みます。

祭神は、素戔鳴尊(すさのおのみこと)です。
素戔鳴尊は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟。

2柱の間で、誓約(うけひ)が交わされました。
その事から、誓文の神様として祀られています。

また、土佐坊昌俊の霊を祀っていると言われています。
土佐坊昌俊は、平安時代末期の武将です。

土佐坊昌俊には、次のような話が伝わっています。

◆土佐坊昌俊の源義経襲撃事件◆

源頼朝から源義経暗殺の命を受けた土佐坊昌俊。
夜襲の計画を練りましたが、事前に発覚。

義経の家来である武蔵坊弁慶に、捕まってしまいます。
その時に、義経暗殺の意思がないという誓紙を書きました。

しかし、その誓いを破り、その日の内に義経を襲撃します。
結果、暗殺は失敗に終わり、土佐坊は暗殺されました。

-終-

誓文の神様として祀られている素戔鳴尊。
誓約を破ったのに祀られている土佐坊昌俊。

今回は、そんな冠者殿社と誓文払いを紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。

続きを読む

神明神社と鵺退治。

神明神社を、訪れました。
その時の写真は、「神明神社と鵺退治」に掲載しています。

神明神社は、京都市下京区にある神社です。
源頼政と鵺にゆかりがあります。

源頼政は、平安時代末期の武将です。
京の夜を跋扈していた鵺を退治しました。

その鵺の退治を命じられた時に、訪れたのが神明神社です。
神明神社に訪れて、鵺退治の成功の祈願しました。

また、鵺を退治をした時に使われた弓矢の「やじり」二本が、神明神社の宝物として伝わっています。

このやじりは、神明神社の祭礼の時に飾られます。
実物のやじりが見たい方は、祭礼の時に訪れてみて下さい。

今回は、そんな神明神社と鵺退治を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。

続きを読む

新玉津島神社と俊成社に参詣。

新玉津島神社と俊成社を、訪れました。
その時の様子は、「新玉津島神社と俊成社を参詣」に掲載しています。

◆新玉津島神社についての簡単な説明◆

文治2年(1186)に、後鳥羽天皇の勅命により、藤原俊成が和歌山県和歌浦の玉津島神社に祀られている歌道の神「衣通郎姫」を勧請、創建されたのが新玉津島神社です。

-終-

引き続いて、俊成社です。

◆俊成社についての簡単な説明◆

鎌倉時代初期の歌人である藤原俊成が祀られている社です。

藤原俊成は、後白河院の院宣により千載和歌集を撰集。
文治4年(1188)に完成さました。

その中に、藤原俊成の歌の境地を示している一首があります。

「世の中よ道こそなかれおもひ入る
山の奥にも 鹿ぞなくなる」

-終-

今回は、新玉津島神社と俊成社を紹介します。
何かの参考になれば、幸いです。

続きを読む

鴨川の桜と鷺と鴨。

鴨川沿いを歩いて、桜を見てきました。
その時の写真は、「鴨川沿いの桜」に掲載しています。

鴨川は、京都市の南北を流れる河川です。
約23キロの長さがあります。

その鴨川沿いは、京都市民の憩いの場所です。
休息や散策、ジョギングしている方が、多くいます。

また、京都の名所でもあります。
春は桜、秋は紅葉が楽しむ事が可能です。

京都の夏の風物詩「納涼床」。
その納涼床を見る事が出来るのも、鴨川沿いです。

京都の風情ある風景を、楽しみたい方。
そんな方は、鴨川沿いを歩てみてはいかがでしょうか。

今回は、そんな鴨川沿いの風景から、桜を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。

続きを読む

耳塚の桜。豊国神社前で満開。

耳塚の満開の桜を、見ました。
その時の写真は、「耳塚公園と耳塚の桜」に掲載しています。

耳塚は、京都市東山区にある石塔と塚です。
豊臣秀吉の遺構の1つとなっています。

◆耳塚についての簡単な説明◆

天下統一を果たした豊臣秀吉は、朝鮮半島の支配のため侵攻をします。
その時、秀吉の武将達は、首級のかわりに、敵の耳を持ち帰りました。

首級とは、討ち取った首の事です。
この首が、戦功のしるしとなりました。

持ち帰った耳や鼻は、秀吉の命により埋められます。
そして、供養の儀が行われました。

その耳や鼻が埋められた場所が、耳塚の始まりです。

-終-

今回は、そんな耳塚の桜を紹介します。
何かの役に立てば、幸いです。

続きを読む